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障害者手帳を申請できる人はした方がいいかもしれないよ【精神バージョン】

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寒くなるにつれて鬱落ちがしんどいハルノナオキです。

 でもこうやってパソコンの前にいるわけなので、まだまだこれから。

 

やれるうちにやっていこーーってことで、今回は「精神障害者手帳」のおはなしです。

 

(注意)お住いの地域によって違うこともあるので、参考程度にお願いします

 

精神障害者手帳はどんなもの?ざっくり語ります

 

精神障害者手帳は一定の精神障害の状態にあることを認定するもので、持つことで社会との繋がりや自立をサポートするものとされています。

 

所持者はいろいろな支援を受けることができ、自立や社会との繋がりをサポートするものといえるでしょう。

 

対象となるのはすべての精神疾患ですが、

統合失調症

気分障害

てんかんなど…ほかにもさまざまな精神疾患が当てはまります。

 

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障害者手帳の申請はわりと簡単かも?自分でできると思うよ

 

障害者手帳の申請の条件は、初診日から6カ月以上たっていることです。

その時点での診断書が必要となるからです。

 

まじめに通院し、治療する意思がないとダメで、なんちゃってメンヘラーや、自称メンヘラーは無理というわけですね。

 

申請をする場合は担当医に意思を伝え、診断書を作ってもらい、お住いの福祉保健課などに提出することになります。

 

ほかに顔写真やマイナンバーなども必要なので、事前に確認をしておくといいでしょう。

 

そして発行後は2年ほどごとに更新があり、その時点の診断書次第で等級が変わってくることもあります。

 

自治体や医師が教えてくれないことがある事実

 

 精神障害者手帳に限らず、こういった手当は自分が申し出ないと受けられないことが多いです。

 

自治会のHPなどではされているかもしれませんが、ぶっちゃけ隅から隅までチェックしてる人って少ないのではないのでしょうか?

反対に病院によっては、アドバイスやサポートをしてくれるところもあるでしょう。

 

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障害者手帳をもつメリットを活かすと生活が充実するよ

 「障害者手帳」というネーミングのイメージとは裏腹に持っていることで、生活が豊かになると思います。

 

例えば

携帯電話料金の割引

公共交通機関の乗車料金の免除や割引

公共設備の利用料金の免除や割引

税金の控除など

 

他にもいろいろあります。

 

ハルノナオキの精神障害者手帳の使い方

私は携帯の基本料金、バスや地下鉄は半額で、公共の施設は場所により割引を受けています。

心の底から本当にありがたいです

 

うつを発症してからというもの、ひきこもりとなり家に閉じこもっていた私が外に出られる後押しをしてくれています。

 

個人的に利用料金の割引は「ラッキー!儲かった!」というより、

働けない自分が「娯楽を楽しむ罪悪感」をおさえてくれている制度だと感じています。

 

 ただでさえ「タダ飯」を食ってるというのに、お金のかかる遊びは気にひけるもの…

 

でも調子のいい時は買い物に行ったり、映画を見たいしスマホも健常者並みに利用したいし楽しみたいのです。

 

それに外に出て世の中の流れを知ることで、社会との関わりが保てる気がするのです。

 

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申請を迷ったりできない人の心境もわかる 

こんなに「精神障害者って素晴らしいよ!」と力説しても、戸惑う人はたくさんいると思います。

 

「精神障害者」という言葉で自分はそうなんだ、と認めたくない人もいるかもしれません。

 

他に家族に反対された

職場にばれるのでは?

いまだに拭えない偏見はいつもつきまといます。

 

私は手帳を持っていることを公言していませんし、水戸黄門の印籠状態に使っていません。

矛盾してると思いますが「精神障害者」だと思われたくない気持ちが強いです。

 

友達と映画に行き、手帳を見せて割引特典を利用するのをやめたことがあります。

バスや電車もそう。

 

病気に関するカミングアウトもできないのに、手帳を持っているなんて言えません…

そういう人も少なからず、いるのではないでしょうか?

 

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精神障害があっても自分らしく楽しく生きたいよね?

 

身体障がい者に対する理解はとても増えてきたけど、精神障がい者にはまだまだ偏見が多いと思います。

 

想像がつかないことに対しての、理解は難しいのは確かですよね。

だからせめて、健常者と同じような生活を送ることができたら、と思っています。

 

これから数年後、働くことができる日がくるかもしれません。

そしたら手帳とはオサラバとなることでしょう。

 

でもそれ以上に社会人として、大人としての自分の役割を持つことになるのはとてもうれしいことだと思っています。

 

それまではヒキっていてはできない経験をしたいし、周囲を気にしない自分になれるよう強くなりたいと感じています。

 

 

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