こんばんは。ハルノナオキです。
※今回はうつの症状が続いている方におすすめのおはなしです。
うつ状態が重い時は、なにか行動を起こす気にならないものですよね。
しかし1日中寝てばかりいる自分を、責めてしまうこともあるのではないでしょうか?
そこで寝ているべきか、そうでないかの目安や、動けるきっかけになるやる気スイッチについて説明しましょう。
やる気スイッチはこの順番で入れてみて!1つずつ進めないとダメ!
1.やる気スイッチを入れるにはとりあえず起き上がる!
これでいいの?と思う人もいるかもしれません。でもこれが今日動けるかどうかの目安になります。
寝具は整える必要はないので、まずはベッドから出てみましょう。
これらができたら次へ進むスイッチが1つ入りました。
次に挑戦してみましょう。
もしこの段階で辛いのなら、その日は「寝る日」ということにします。
2.最低限の身じたくでやる気スイッチをオン!
それから洗面所へ行き、顔を洗い、髪をとかしましょう。
くせ毛やスキンケアなど気にしなくてもかまいません。余裕があるならするという感覚でかまいません。
ここまでできれば次へ進むスイッチが入りました。
3.やる気スイッチはパジャマ から部屋着へ着替えることでバッチリ!
服を着替え、寝る起きるの区別をつけましょう。
寝る時も起きている時も同じ服にしている人は、部屋着とパジャマ は別のものにしてください。
お風呂に入れなくても、着替える行為は欠かさないようにしましょう。
ここまでくると3つのやる気スイッチが入ったことになります。
とても大切なことですが、どの段階でも辛いと感じたのであればそこでストップしてください。
ここまでできたのですから、その日は良しとします。
3つのやる気スイッチが入ったら次の行動を試してみましょう。
カーテンや窓を開け、日光をと入り入れ換気をする
床にあるものを拾うゴミ、雑誌、リモコン、など気になったものを拾いまとめる
片付けるというより、まとめるのです。
ゴミはゴミ箱へ
雑誌は揃えてすみにおく、リモコンはテーブルにおく、コップは台所へ戻すなどものを気にならない場所へ移動させます。
掃除はしなくてもかまいません。
コーヒーやお茶など好きな飲み物を用意する
冷蔵庫から出すだけのものでも、インスタントでもOKです。
ここまでできたら1日を過ごすスイッチはすでに入っています。
他のことができそう、やりたいと思えばしめたものですが頑張らないといけないことはしてはいけません。
夜に今日やった逆の順番でベッドに入れればその日は〇としましょう。
最後に。ハルノナオキのやる気スイッチは入った?
私はうつが辛い日は、今回紹介したそのままのことをしてました。
今日は寝てた方がいいのか?
やれるのか?
私にはそれがわからなかったので、スイッチを1つずつ入れて試していました。
もちろん辛くて、ベッドに戻った日もありました。
でもできるくせにやらなかった、さぼってしまったといった罪悪感からは少し逃れることができたのです。
うつが重くて動けないときは、どうしても焦燥感や罪悪感がでがちです。
健康な人のように1度に全部のスイッチを入れず、小さいスイッチを1つずつ入れて自分をほめてみてはいかがでしょうか?